ふにん治療Diary

不妊治療のサンプル1です

採卵

先日、3回目の採卵をしました。

その様子を忘れないうちに記録します。

 

まずは採卵が決まった日。

夜の指定時間にブセレリンをスプレーします。

これは卵子を成熟させる点鼻薬です。

忘れてしまったら採卵が中止になるかもしれない重要なお薬です。

この日から運動、夫婦生活は禁止です。

 

翌日、昼食後にクラビット500とムコスタを服用します。

抗生剤と胃を保護するお薬です。

そして病院に採卵時間が何時に決定したのかを電話して聞きます。

私は7:20でした。

この日の夜から利尿作用の強い飲み物は禁止です。

 

採卵当日。

来院の1時間前から飲食禁止ですが、低血糖予防のために食事は必須です。

コップ1杯程度の水分で食事を済ませて来院します。

緊張で眠りが浅かったうえに朝早いので結構きついです。

受付を済ませてから採卵専用のコーナーに行きます。

血圧を測り、手術着に着替え、トイレを済ませます。

尿が溜まっていると卵巣が遠くなって採卵が難しくなるので

恥骨の上を押しながら念入りに尿を出し切ります。

そして、看護師さんに呼ばれたらいよいよ手術室に移動です。

手術室には先生、看護師さん、培養士さんたちが少なくとも6人くらいいます。

手術台にあおむけになり、足は固定され、手は胸の上に置きます。

まずは消毒。

ガシガシ消毒されます。

私はこれが一番痛かった気がします。

麻酔希望をしたので、消毒後に麻酔がありましたが何も感じませんでした。

気付いたら終わっていました。

そして採卵開始。

顔の横にモニターがあるので様子がわかります。

針を刺して卵子を採っているときは、子宮をキュッとつかまれているようなちょっと鋭い痛みがあります。

針を刺すときは場合によっては、ガンと押されるような釘を打たれているような振動がありますが、そんなに痛みはありませんでした。

たまに看護師さんがお腹を押さえたまま採卵する時がありましたが、

押さえられている方が痛みが少なかったです。

痛い時は無意識に息が止まってしまいましたが、看護師さんが大丈夫かどうか確認してくれるので力を抜くことが出来ました。

採り終わったらまた消毒かなにかされてガーゼを詰めて止血します。

気分が悪くないか確認され、退室です。

その後ベッドで血圧を測り、1時間安静にします。

トイレでガーゼを自分で抜き、出血や痛みがなければ採卵は終了です。

 

その後、内診で子宮の様子をチェックし、

採れた卵子の具合を診察室で聞いて抗生剤をもらいます。

希望制で培養士さんからもお話を聞けます。

培養に入れば1週間後に培養結果を確認します。

 

採卵した日は飲酒、湯船は禁止で安静に過ごします。

その後は次の生理が来るまでスポーツ、夫婦生活など腹圧がかかる動作は控えなければなりません。

卵管が捻転する可能性があるそうです。

 

私は1回目の採卵を麻酔なしでチャレンジしましたが、

不安や緊張もあいまって耐えれるけど割と痛かったです。

なので2回目は麻酔ありにしてみました。

痛みはありますが、やはり麻酔は効果あります。

人によっては麻酔自体に痛みを感じたり、痛みの度合いも違うようですが

4千円弱なら私は麻酔ありで3回目も採卵に挑みました。

 

採卵は卵子を採られるだけですが、思った以上にぐったりします。

私の場合、夜はご飯も作りたくないし、甘いものを食べてゴロゴロするしか出来ません。

3回目とはいえ、水分摂取量を控えたり朝早かったり痛かったりで

慣れそうにはありません。

 

 

 

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