移植日当日。
この日は一日空けておくように言われています。
朝一血液検査をしてOKだったら受精卵の解凍を始めます。
私の場合は凍結胚で受精6日目の凍結。
満点とまではいかないけれど、そこそこ良さそうな受精卵という事でした。
解凍に時間がかかるので一旦出直します。
採卵の時のように水分をあまり摂ってはいけないなどは無く、
普通にご飯を食べて再来。
前日の嘔吐のせいで若干不調ですが、おとなしく自分の番を待ちます。
採卵の時と同じように手術着に着替えます。
そこで初めて疑問が沸きました。
移植は痛いのか、と。
そういえば麻酔の話もなかったしどーなんだろうと待機中に検索すると、
あまり痛くはなさそうな。
待機の時間が長かったので待機室の掲示物をよく見てみると
移植は痛くないことがほとんどだけど、力んだり動かないでね、と記載が。
痛くはないらしい。
ひとまず安心。
最後にトイレに行き、いざ移植。
モニターに受精卵が映し出され、カテーテルに吸い上げられます。
それを子宮に入れて置いてきます。
あっという間でした。
痛くないとは言うものの、移植前後の消毒がガシガシやられてちょっと痛い、
という感じでした。
その後、お尻に黄体ホルモンの注射をします。
お尻注射なんて初めて。
でも痛くなかったです。採決と同じくらいに感じました。
看護師さんに5分から10分よく揉んでと言われたのに
着替えたりしていてすっかり忘れていたら、後々お尻が痛くなるという事態に。
お尻注射はよく揉まないと痛みが出るもようです。座ると痛みが。
そんなこんなで、移植自体は5分くらいで終わり、
採卵後のように1時間くらいベッドで安静も必要なく、
今後の薬の指示を受け、移植時の説明を受け、さらにその様子をまとめたDVDをもらい帰宅。
DVD、必要なのかと思いましたがとりあえず帰ってから夫に見せました。
夫は何やら感心していました。
この違いは、受診の度に子宮のエコーを見ていて採卵は痛いし移植もなんだかんだ気を使って疲れるからかと推測。
遠足に行く前のようなワクワク感と生命の神秘を感じていそうな夫とは裏腹に
ただただ疲れた、という感想でした。
移植日は7:30集合で15時前くらいに終わりました。
朝早いから長くて疲れました。
私の前に移植していた人がお尻注射を何回もした事があるような発言をしていたので
妊娠への厳しき道をやんわりと感じ取った次第です。
次は4日後に血液検査。